かものはしのたわむれ

島とバイクとプログラムと何か

かものはしの島巡り(1) 〜 愛媛・中島編

どうも、かものはしくれです。

ブログ再開したはいいけど、ちょっと気を抜いたらまた放置気味になりそうなので、熱のあるうちに今の自分の最大の関心事「島巡り」の記事を書き連ねておこうと思います。

Twitterの方では旅の様子をリアルタイムで投稿したり、画像だけをまとめたサイトを作ったりもしたんですが、それ以外に考えたことを文章化して残しておきたいと思いまして。

www.ritograph.com

で、第一弾は僕が島巡りにハマるキッカケになった最初の島・中島について書いていこうと思うわけですが、当初旅の記録を残すことを一切考えてなかったので、後のシリーズと比べてツイートの引用や画像の種類が少なかったりします。

その分を文章で埋めようといろいろ書いていたら1記事まとめるのにめちゃくちゃ時間かかってしまいました。

その割にクオリティもイマイチですが、まあご覧あれ、と。

「ゆるツーリング」には最適過ぎる島。

↑みたいなツイートして、キャンプメインのつもりで訪れた中島ですが、一番印象に残ってるのは「バイクで走ったときの気持ちよさ」でした。

交通量がめちゃくちゃ少ない

田舎だから当たり前…で片付けられそうな感じもしますが、それにもちゃんと理由があって。

船の運賃表 ~ 中島汽船株式会社

車ってフェリーに載せようとすると結構なお金取られるんですよね。

松山の三津浜港から中島・神浦港だと普通車サイズで3250円。往復で6000超え+人数分の運賃って、交通費でそんだけ出すなら高速乗ってどっか他のとこ行きますよね、普通。

それに対してバイクなら125cc以下510円、125cc以上750cc未満750cc未満770円, それ以上なら1030円

原付なら大人運賃890円加算して片道1400円、往復2800円とそれでも交通費としては高く見えるかもしれませんが、飲み会1回分以下の値段でゆったり走れる環境が得られると思えばいい感じに思えてきませんか?w

ちなみに自転車なら260円で乗せられるほか、レンタサイクルも1日300円から利用できたりするのでサイクリング派の方にもオススメですよー。

島のレンタサイクルお問い合わせ先一覧|お知らせ|瀬戸内・松山 里島めぐり|瀬戸内・まつやま里島めぐり連絡協議会

1周1時間ほどで周れる手頃な大きさ

島の全周は30キロほどで、スピード出さずに走るとほぼ1時間で島中を巡ることができます。

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島なので周りは当然すべて海。海沿いの道を走れる場所というと、松山近郊で言えば双海の夕やけこやけラインあたりが有名ですが、それと同じくらいの長さで圧倒的に交通量が少ない道、というと地元の方には良さがわかってもらえるでしょうか。

カーブが多めなのと離合がきつい単線の上り坂等もあったりするので、決してスピードは出せませんが、定番ツーリングコースからは外れた場所でマイペースで走ってみるのもなかなかいいもんですよ。

信号ほぼゼロ

近隣の島の中では幅の広い道も多い中島ですが、島内には信号がほとんどありません。

僕が見た限りだと、島を一周するコース中にボタン式のものがひとつ、廃校になった小学校の手前の道にひとつあるくらいで、ほぼノンストップで走れるんです。

ゆるキャン」もできます。時期さえ考えれば。

ここまでツーリングの話メインでキャンプ成分が完全に不足していたので、そのへんについてもちゃんと書いておきましょう。

中島には港からそう遠くない場所にキャンプ場がありまして、僕が行った連休の初日は僕以外の利用者はゼロ。

営業は夏の間だけらしく、管理人宿舎にも誰もいなかったのですが「誰かにどけと言われたら素直に出ていくようにしよう」と決めて居座ることに(もしルール違反だったらごめんなさい)。

この場所、すぐ近くが砂浜なのでずっと波の音がするし、春らしくウグイスやら野鳥の声も加わってくるしでめちゃくちゃ居心地がいいんですよ。

写真みたいな簡易テント建てて寝っ転がってるだけでも最高(途中何度か地元の方が通って奇異の目で見られてましたが)。

Mac広げてちょろっと作業したり、バイクぼんやり眺めたり。飽きたらバイク乗って近所流したり。

「もしかしてこういう生き方の方が性に合ってるのかもしれない」とか、そんなことをボンヤリ考えながら過ごすこと数時間。

地元のじいちゃんが教えてくれた「夕日の丘」

「夕日でも見に行こうかなあ」と西の岬の方へバイクを走らせ、適当な場所で降りて夕日待ちしていたところに先客のおじいちゃんが声をかけてきて。

携帯で撮った写真を見せてきて「夕日見るならいい場所があるから行ってみんか?」と。

願ったり叶ったり、ってことで二つ返事で了承。おじいちゃんの軽トラの後を追いかけてみかん畑横の農道を上り小高い丘の上へ。

夕日の時間までおじいちゃんと世間話。曰く「僕と同じくらいの孫が松山市内に住んでる」「若い頃機械が好きでその道に進みたかったが、親に猛反対されみかん農家になった」「若い頃は自分もバイクに乗っていた」「仕事は一生懸命やる代わりに趣味もどんどん極めろ」等々。

散々話をしておきながら、夕日が来る一番いい時間を前に去っていくとか、カッコ良すぎるよあんた。

で、撮れたのがこんな感じの写真。

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おじいちゃん曰く、過去にNHKが島を取材に訪れた際に「夕日の丘」として紹介されたスポットだそうで。

ただそれらしい案内も島内にはなく、おじいちゃんに教えてもらわなければ確実にたどり着けなかっただろうと思います。

奇跡的な出会いにただただ感謝。

寒さで眠れず深夜にのたうち回る

…とキレイに終わらせようと思ったのですが、島のこと関係なく自身の失敗談を。

シーズン外のキャンプは準備不足だとガチで死ぬ

僕が中島を訪れたのは春の連休初日・4月下旬だったのですが、この時期は日中こそ快適に過ごせるものの、朝夕は寒い日がまだまだ続く頃。

そこに寝袋は用意していたとはいえパーカー1枚、入り口も閉められない簡易テント(通気性はバツグン)で野宿するのはほぼ自殺行為でした。

夜いったんは寝ついたものの、3時頃に体の震えで目が覚めて。体温を保とうと体折り曲げて全身の関節痛めて。

それでも我慢できず意を決して寝袋から出て焚き火を起こそうとするも、100円ライター1つではどうにもできず。

挙げ句「バイクのエンジンの熱で暖を取ろう!」と苦肉の策を思いつくも焼け石に水で。

結局何もできず疲れ果て、朝一番のフェリーで自宅へ帰り、貴重な連休の1日を14時間睡眠で潰すという何ともクソミソな結果に終わったのでした…。

そんなこんなで、最初の旅行記は終わり。

街の風景の写真とか取れてなかったり、キャンプで失敗したり、色々悔いの残ることが多かったので、中島にはいずれ再訪してもっといいレポートが書ければな、と思っています。